こんにちは弁護士の井上です。

被害者なのに過失?

「え?20%の過失?なんでうちが20%悪いことになんねん!話にならん!」

過失割合というと、まるで自分が悪いと言われているように感じる方、多いのではないでしょうか。
言葉が良くないと思われているのか、最近では「責任割合」という用語を使う方もいます。

過失相殺率

何で保険会社がこういう話をしてくるのか、実は裏があるんです。
というのも、
「別冊判例タイムス38号 民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準」
という本があり、
「この事故の形ならば、被害者と加害者の負担するお金の割合の目安を、こう決めています!」
という裁判官の判断の目安が、すでに書籍化され、公刊されています。
実際に裁判になると、基本的にこの本をベースに過失割合の判断がなされるので、保険会社の方はほぼ皆、この本を使っています。

過失割合の判断例

過失割合の判断が点数評価みたいになっていて、例えば
横断歩道以外で道路を横断しようとした歩行者 対 車
= 基本的には 20 対 80 と判断します!
という風になっていて、さらに

歩行者の方が「横断禁止」の標識を無視しました
→ 道路交通法13条2項に違反しているので横断しようとした人に
+5~+10 します
車の方が住宅街、商店街を走っていました
→ 横断する歩行者も多く、車の方がより気をつけるべきなので、
-5します
という風に、いくつかポイントを修正していくのです。

詳しくは弁護士にお任せ下さい!

詳しくは弁護士が事故の様子を聞いて、どの修正要素が主張できるかを検討致します。
相手方保険会社が何を主張しようとしているのかは、およそ想像がつきますので、それに合わせたアドバイスができればと思います。
是非、ご相談頂ければ幸いです。