近年、高齢者ドライバーの事故をニュースでよく見るようになりました。
今年の3月12日から「交通安全対策についての規定」が整備され、免許更新手続きの改正や臨時認知機能検査制度及び臨時高齢者講習制度の新設がなされています。
先日、高齢の方より、「このままでは免許取られてしまうかもしれない。どうしよう」というご相談を受けました。
しかし、この方の話を伺うと、追突事故に遭われた被害者の方でした。
この方が特に心配していらっしゃったのが、先程も述べました『臨時認知機能検査制度』でした。
これは、対象となる違反行為(18基準)に該当していると受けなければならない検査で、
• 信号無視(例:赤信号を無視した場合)
• 通行禁止違反(例:通行が禁止されている道路を通行した場合)
• 通行区分違反(例:歩道を通行した場合、逆走をした場合)
• 横断等禁止違反(例:転回が禁止されている道路で転回をした場合)
• 進路変更禁止違反(例:黄の線で区画されている車道において、黄の線を越えて進路を変更した場合)
• しゃ断踏切立入り等(例:踏切の遮断機が閉じている間に踏切内に進入した場合)
• 交差点右左折方法違反(例:徐行せずに左折した場合)
• 指定通行区分違反(例:直進レーンを通行しているにもかかわらず、交差点で右折した場合)
• 環状交差点左折等方法違反(例:徐行をせずに環状交差点で左折した場合)
• 優先道路通行車妨害等(例:交差道路が優先道路であるのにもかかわらず、優先道路を通行中の車両の進行を妨害した場合)
• 交差点優先車妨害(例:対向して交差点を直進する車両があるのにもかかわらず、それを妨害して交差点を右折した場合)
• 環状交差点通行車妨害等(例:環状交差点内を通行する他の車両の進行を妨害した場合)
• 横断歩道等における横断歩行者等妨害等(例:歩行者が横断歩道を通行しているにもかかわらず、一時停止することなく横断歩道を通行した場合)
• 横断歩道のない交差点における横断歩行者等妨害等(例:横断歩道のない交差点を歩行者が通行しているにもかかわらず、交差点に進入して、歩行者を妨害した場合)
• 徐行場所違反 (例:徐行すべき場所で徐行しなかった場合)
• 指定場所一時不停止等 (例:一時停止をせずに交差点に進入した場合)
• 合図不履行 (例:右折をするときに合図を出さなかった場合)
• 安全運転義務違反 (例:ハンドル操作を誤った場合、必要な注意をすることなく漫然と運転した場合)
(検察庁HPより抜粋)
がその対象となります。
この18基準を見ていると、高齢者のみならず、一般ドライバーも適性検査を受けるべきなのでは?と考えてしまいます。
高齢者以外のドライバーで、この18基準を一度も破ったことのない人はどれほどの割合でいるのか知りたいくらいです。
・・・、話は反れてしまいましたが、高齢者ドライバーの皆様、自分はまだまだ高齢者ではないと思う気持ちはよく分かります。
しかし、この18基準を覚えておくことによって、例え事故に遭ったとしても、煩わしい検査を回避することができますし、安全運転を心がけることにも繋がると思います。
是非、日頃より確認しておくことをおすすめします。